北海道興部高等学校の2年生、生徒数11名。

興部高等学校(普通科)では、総合的な探究の時間に興部町の特産品である乳製品や海産物を取り入れた『商品開発』の授業を行なっています。

「興部町」をいろいろな視点から考える取り組み

コンセプトは「興部町ミライクリエーション」

北海道の小さな町、興部町の高校生が『興部町ミライクリエーション』をコンセプトに掲げて、活動に取り組んでいます。

『興部町ミライクリエーション』は、『未来(ミライ) + Like(ライク) + Creation(クリエーション)』を合わせた造語で、「未来」の「好き」を「創造する」プロジェクトを表しています。

一人一人が未来の「好き」を創造する「興部町」を築き上げたい、そんな思いから「高校生が興部町をいろいろな視点から考える取り組み」を行っています。

学校では、「空き教室」が多くなった

授業の中で、生徒からそんな声がありました。
「部活も限られちゃうよね」
「学食ってどんなかんじだろ?」

興部町人口が「約3,600人」まで減少

生徒も日ごろ感じているように、興部町では「人口減少・少子高齢化」が進んでおり、1960年に約9,400人だった人口が、2022年には約3,600人にまで減少している現状があります。この人口減少によって、興部町は3つの深刻な問題を抱えています。

  • 興部高等学校の存続危機
  • 地域経済の縮小
  • 自治体の収入減少

 

高校生が開発した商品をふるさと納税の返礼品へ

これらの解決策として考えたのが『高校生が開発した商品をふるさと納税の返礼品にする』ことでした。

「思い」が「商品」に変わるまで

1年生時の授業では、【商品アイディア創出→コンセプトメイキング→キャッチコピー→パッケージデザイン】をおこなっています。

生徒自身の想いを含めて町内事業者へのプレゼンテーションをおこない、その思いを事業者に託す、

製造している間に生徒達は、自分達で考えた商品をイメージしながら、キャッチコピーやデザインに想いをのせて作成しました。

未来の「好き」を創造する「興部町」を築く一歩

この取り組みをすることで、商品を製造する町の「事業所」と「町」の収益につながり、

また、ふるさと納税の返礼品として、多くの寄附者さまに商品が届くことで、商品を生産する人手が必要となり、町内での働き口が増えることにもつながります。

この商品を通して、動きを感じながら、まずは生徒自分自身のミライクリエーションを築き上げる第一歩へ。

生徒が考案した商品

◾️ベーコン・ソーセージや海産物がいっぱいのピザ『Okoppezza(オコッペッツア)』

◉Okoppezza(オコッペッツァ)〜海鮮ピザ1枚とソーセージピザ2枚入り〜

https://furusato.okoppe-hokkaido.jp/?p=1840

◉Okoppezza(オコッペッツァ)〜海鮮ピザ2枚とソーセージピザ1枚入り〜

https://furusato.okoppe-hokkaido.jp/?p=1844

◉Okoppezza(オコッペッツァ)〜海鮮ピザ3枚入り〜

https://furusato.okoppe-hokkaido.jp/?p=1852

◉Okoppezza(オコッペッツァ)〜ソーセージピザ3枚入り〜

https://furusato.okoppe-hokkaido.jp/?p=1858

◾️地元の昆布を麺に練り込んだ『こんぶらーめん』

◉こんぶらーめん4食入りー興部の落ち着く潮風ー

https://furusato.okoppe-hokkaido.jp/?p=1863

 

◾️はまなす味のアイス『おこっぺアイスはまなす味』

「※現在製作中」