緑豊かな大地が広がる興部町は、酪農業が盛んです。特産品として有名な牛乳や、チーズなどの乳製品は品質が高く、他のものとは別格の新鮮さと美味しさが味わえます。

特に 牛乳 はとても栄養バランスが優れており、体の健康を保たせてくれるんです。
今回は牛乳の栄養素・健康作用や熱中症対策についてご紹介いたします。

牛乳の栄養素

牛乳は、各種栄養素がバランス良く含まれた準完全栄養食品です。その中でも多く含まれている栄養素を3つご紹介します!

タンパク質

タンパク質は20種類のアミノ酸から構成されています。そのうち9種類は体内では作られず、食品から摂取する必要がある 必須アミノ酸 があります。

一般的に、9種類の必須アミノ酸の必要量をすべて満たしているものが、“良質のたんぱく質”とされます。牛乳はその代表となる優れた食品で、 必須アミノ酸の含有バランスがとても良いのです。 

たんぱく質は、水分を除くと体の各組織では一番多く、筋肉や内臓などのさまざまな細胞・組織をつくる材料になります。

また、細菌や病原体から体を守る免疫細胞、酸素を運ぶ赤血球、神経細胞、ホルモンなどをつくる材料にもなるので、生命活動に欠かせない栄養素なのです。

カルシウム

実は牛乳よりもカルシウムの含有量が多い食品がたくさんあります。しかし、1食分に換算するとカルシウムの含有量が優れているのです。

もともとカルシウムは炭水化物やたんぱく質に比べて消化吸収率の低い栄養素です。しかも体内でつくることができないため、毎日食事から摂取しなくてはいけません。

 牛乳は身近にカルシウムを摂取できる最適な食品なのです! 

ビタミンA

ビタミンAは成長促進や生殖・免疫機能の維持、皮膚の粘膜を正常に保つため、病原菌などが体内に入るのを防ぐ働きをしてくれます。

皮膚がかさつく乾燥肌の人にも良い効果があるんですよ。

また牛乳のビタミンAはレチノールとして多く含まれており、目の健康に深く関わっており、 視力を正常に保つ働きがあります。 

1日の牛乳の摂取量

牛乳は1日に200mlの摂取がおすすめです。200mlあたりのカロリーは122kcalで、約200mgのカルシウムが含まれています。

朝、牛乳を飲めば、1日の摂取量を満たせるので、コップいっぱいの牛乳を飲むとよいですよ!

しかし、牛乳は栄養豊富な反面、たくさん飲んでしまうと糖質や脂質の過剰摂取、カロリーオーバーにつながるため、飲みすぎには注意しましょう

運動と牛乳で熱中症対策!

最近は地球温暖化やヒートアイランド現象でとても気温が高くなっているので、熱中症には気をつけたいですよね。実は牛乳を摂取することは、熱中症対策になるのです!

熱中症に強い体をつくるには、体温調節の鍵となる 血液量を増やすことが重要です。 

血液量が増えると、皮膚に血液を集めて放熱する働きや、血液から汗をつくり、その蒸発によって体温を下げる働きが活発になるため、熱に強い体が作れますよ!

熱中症対策には、 運動した後に牛乳を摂取するとよいです。 

ランニングやウォーキングなどの息の弾むくらいの運動を1日15~30 分、週に3~4日行います。その直後にコップ1杯の牛乳を飲むことで血液量が確実に増えるのです。

また、汗をかくと塩分も失われるため、適量のナトリウムを含む牛乳は発汗時の飲み物に最適なのです!

まとめ

今回は今回は牛乳の栄養素・健康作用や熱中症対策についてご紹介いたしました。

牛乳は各種栄養素がたくさん含まれているスーパードリンクなのです!1日コップいっぱいを目安に摂取することで体を健康に保たせてくれますよ!

返礼品にも牛乳の商品をご用意していますので、ぜひご確認してみてください!