皆様こんにちは!
生まれも育ちも、酪農・漁業が盛んな「北海道興部(おこっぺ)町」の山田です。
年末年始の集まりで、食卓に華を添える海鮮は数々あると思いますが…
今回ピックアップするのは北海道のオホーツク海で育ち、興部町で加工した「タラバガニ」です!
興部町に面しているオホーツク海は、冬になると流氷が流れ着きます。
流氷により、極寒となったオホーツク海で育ったタラバガニは、身がギュッと締まり、食べたときの歯ごたえや、あふれる旨味を感じることができます☆
この記事では、そんな興部町で加工したタラバガニの実際の写真をつかいながら、冷凍タラバガニの解凍から剥き方まで!伝授していきますよ〜!
冷凍タラバガニを美味しく食べていただくための、解凍方法をお伝えいたします!
興部町で加工したタラバガニは、ボイルしたタラバガニを冷凍していて、保管時の商品の乾燥防止のため、表面を”氷の膜”で覆っています。
まずはその膜だけを、流水で溶かします!
時間の目安は30分から1時間です!
氷の膜を溶かした後、冷蔵庫に移してゆっくりと解凍させます。
解凍時間の目安はタラバガニの大きさによっても異なりますが、約6~12時間ほど。
食べたい日の前日の夜、もしくは当日の朝に冷蔵庫にいれて解凍させておけば、良い感じに溶けています!
解凍ができたら、食べる準備!でも、剥き方がわからなくて、いつも手こずるんだよな…
という方にぜひ見てほしい、簡単なタラバガニの剥き方をご紹介します!
タラバガニを剥くのに使用する道具を用意しましょう!
必要なのはこれだけ!手軽な道具で剥くことができます〇
※はじめての方は、タラバガニの脚のとげが刺さると痛いので、念のため軍手などの手袋をはいて作業すると安心です。
道具が準備できたら、早速剥いてみましょう!
・タラバガニの脚を関節から2つに切り分ける
まずは殻をむきやすいようにするために、タラバガニの脚の関節から2つに切り分けます。
ハサミを入れた部分が固いところだった場合は無理に切ろうとはせず、柔らかい関節の部分を探して切り分けるようにしてください!
・タラバガニの脚の殻にハサミを入れる
タラバガニの脚の下の部分(トゲが少ない柔らかい部分)から少しずつハサミを入れていきます。逆側も同じように切っていきます!
・タラバガニの脚の殻を外す
うまくハサミが入っていると、下の画像のように殻がはがれます!
うまく開けられない場合は無理に開かずに、再度ハサミを入れましょう!
殻がはがれたら、中からタラバガニの身を取り出してお召し上がりください♪
手順はたったのこれだけ!自分でむいた、むきたてのタラバガニをぜひ味わってください☆
余談として、タラバガニに関するプチ情報をQ&A方式でご紹介します!
A.「カニ」という名前がついていますが、分類上はヤドカリの仲間。脚の身はずっしりしていて、食べごたえがあります!
生で食べるとブリブリ、加熱すると柔らかくなりますが、それと同時に弾力も。
▪おすすめの調理法
ボイル、網焼き、バター焼き、酒蒸しなど。でも1番は大ぶりの実をそのまま食べるのがおすすめです!笑
・タンパク質が豊富で低脂質。カロリーセーブ中にもおすすめです!
・タラバガニの赤い色素「アスタキサンチン」は、高い抗酸化力(老化や病気に対抗する力)があります!
・肝機能を高めるタウリンも豊富。
・その他、亜鉛や銅などのミネラル、ナイアシンやビタミンB12など、様々な栄養素を含んでいます!
ちなみにビタミンB12は、コラーゲン成分をサポートする要素がありますので、肌にハリや弾力を与える効果があります!
お肌つるんつるんになりたい方…ぜひタラバガニを食べてください…◝(⁰▿⁰)◜
今回は、タラバガニの解凍方法から、簡単にできる剝き方をご紹介しました!
ぜひ、この記事をみながらタラバガニを解凍したり、むいてみてくださいね♪